あの「碧志摩メグ」は、今も地元で活躍している 関係者が語る「批判」への向き合い方

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「撤去するぐらいなら、初めからやるなと言いたい」

   浜口さんは、テレビを通じてデビューした元鈴鹿8耐レーサーとしても知られている。浜口さんが監督をするチームでは、碧志摩メグとコラボした「痛バイク」でレースに参戦する予定だ。

「フランスのル・マン24時間レースにも出て、日本の漫画文化の影響力を感じました。Vtuberの碧志摩メグがレースなどの動画を配信し、地元の鈴鹿8耐で世界一を取るのが目標ですね」

   公式チャンネルの登録者は、2月19日夕現在では1500人ほどに留まっているが、「コラボしたレースなどの配信が始まれば、変わってくるのでは」と浜口さんは言う。

   2015年8月に「海女の誤解につながる」などと地元の女性らが志摩市の公認撤回を求める署名活動にもなった騒ぎ以降、バッシングはないといい、ラブライブのパネル撤去などについては、こう言う。

「撤去するぐらいなら、初めからやるなと言いたいですね。応援しているファンもいるのに、腹立たしい気持ちがします。地元を盛り上げようと頑張っている人にも申し訳ないと思います。批判には、地域で効果があることを説明し、毅然とした対応をしないといけないですよ」

   市から15年11月に公認を取り消されたときは、公認がない方が縛りもなくて自由に活動できると考え、それで公認撤回を市に申し出たという。

「市からまた公認したいという話はありませんが、こちらは公認してほしくないと思っていますよ」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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