東京メトロの新制服、どこが変わる? 4月から着用、歴代「先輩」と並んでお披露目

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   東京メトロは2020年2月19日、着用を4月から開始する新制服のデザインを発表した。04年4月に営団地下鉄(帝都高速度交通営団)から民営化以後初の制服刷新となる。

   東京五輪を控えた20年4月からの新制服は、現行のネイビーブブルーの制服をベースにしつつ、細部で機能性を向上させた。

  • 20年4月より着用予定の東京メトロ新制服。左右4名は乗務員・駅係員用、中央2名は駅長・区長など現場長用の制服
    20年4月より着用予定の東京メトロ新制服。左右4名は乗務員・駅係員用、中央2名は駅長・区長など現場長用の制服
  • 左右4名が着用しているのがサービスマネージャーの新制服
    左右4名が着用しているのがサービスマネージャーの新制服
  • 左から東京メトロ現制服、1991~2004年の営団制服、1960~1972年の営団制服、東京地下鉄道の制服
    左から東京メトロ現制服、1991~2004年の営団制服、1960~1972年の営団制服、東京地下鉄道の制服
  • 明るいブルーでヨーロッパ風の、戦前としてはモダンな東京地下鉄道制服
    明るいブルーでヨーロッパ風の、戦前としてはモダンな東京地下鉄道制服
  • 20年4月より着用予定の東京メトロ新制服。左右4名は乗務員・駅係員用、中央2名は駅長・区長など現場長用の制服
  • 左右4名が着用しているのがサービスマネージャーの新制服
  • 左から東京メトロ現制服、1991~2004年の営団制服、1960~1972年の営団制服、東京地下鉄道の制服
  • 明るいブルーでヨーロッパ風の、戦前としてはモダンな東京地下鉄道制服

タブレット携行にも配慮

   コンセプトは「東京らしいシンプルで洗練されたデザイン」で、ジャケットの袖には金のラインが直線で入り、襟には「ハートM」のコーポレートマークが金色の刺繍で織り込まれ、現制服との違いを際立たせている。シャツはポケットが両胸についたものに改められ、タブレットなどを携行する乗務員・駅係員の作業性が向上している。夏服で着用するシャツはグレーの縦ストライプが入っており、5月1日から10月31日までが着用可能期間となる。

   東京の銀座、新宿など主要駅に勤務するサービスマネージャーの制服も同時にリニューアル予定で、一目でサービスーマネージャーとわかるデザインを目指した。グレーのジャケットに、帽子には東京メトロのコーポレートカラーになる水色「メトロブルー」をあしらい、駅係員とは一目で区別しやすいデザインとなった。

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