ロドリゲスの挑戦が先となりそう
何ら落ち度のないロドリゲスがネリの失態により大きな「被害」を受け、WBCがロドリゲスを指名挑戦者にしなかったことに対して、日本のボクシングファンから批判の声が上がっていた。
一方のネリはロドリゲスに先んじて階級を1つ上げ、WBAの最新ランキングでスーパーバンタム級の2位にランクイン。すでに「復帰戦」も決定しており、3月28日(日本時間29日)に米ラスベガスでWBC世界スーパーバンタム級12位アーロン・アラメダ(メキシコ)と対戦する。米国の専門メディアでは、この一戦はWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦と報じられていたが、ロドリゲスの挑戦が先となりそうだ。
ロドリゲスがWBC王座を獲得すれば、王者としてネリの挑戦を受ける可能性も出てきた。一度はネリの失態によって対決が実現しなかったが、舞台をスーパーバンタム級に代え、世界タイトル戦として因縁の「再戦」がありそうだ。