東京マラソン一般参加中止に海外ランナーも嘆息 「がっかり」「理解し、尊重しますが...」

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「結局のところ健康は重要だ」

   また、米国の「ニューヨーク・タイムズ」の電子版でも東京マラソンに関する記事が掲載された。記事では今年4月に60歳になるブルックリン出身の一般ランナーのコメントを紹介しており、「(レースに出場できず)がっかりしている。しかし、結局のところ健康は重要だ」と話している。また、一部の一般ランナーが参加取りやめの発表以前に出場を断念していた事実を明かしている。

   海外ランナーの参加料は1万8200円で、この他に日本への渡航費、滞在費などがかかり、それ相応の出費が見込まれる。東京マラソン財団は14日、今年の大会に参加しない中国在住者について2021年大会の参加料1万8200円を免除すると発表。一方で中国以外の海外在住の一般ランナーへの対応については発表されておらず、国内の一般ランナーからも不満の声が上がっている。

   新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、大会前に予定していたイベント「東京マラソンEXPO2020」、「フレンドシップラン」の中止が決定。レース当日は、男女エリート選手約180人、車いす部門は男女30人が出場する見通しとなっている。

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