割れ始めた対応...販売を再開したサイトも
芸能人が事件を起こした際には、その都度、その芸能人に関するドラマ・映画・歌などの作品が販売中止や配信停止になるなどしており、その度に、「自粛は当然」とする声や「作品に罪はない」とする声が上がるようになっている。今回、歌手名の表記がなかったのは、恐らくは槇原容疑者の事件を受けての対処であり、楽曲をカットしない上でのギリギリの選択肢だったことは想像に難くない。
なお、槇原容疑者をめぐっては、逮捕が報じられた13日の夕方以降、本人の作品の配信停止などの措置が取られる例が多々見受けられた。14日12時台では、AmazonやHMV&BOOKS online、ビックカメラ・ドット・コム、ヨドバシ・ドット・コムなど複数の通販サイトで、槇原容疑者のCDやDVD作品が「お取り寄せ」「入荷日未定」「販売休止」「在庫切れ」の表示に。ヨドバシ・ドット・コムを運営するヨドバシカメラ広報は14日のJ-CASTニュースの取材に対し、「仕入れ先からの回答待ちの状態」と回答。併せて、入荷ができれば、販売再開を予定していると説明していた。
17日17時台に改めて、これらのサイトを見てみると、AmazonとHMV&BOOKS onlineでは購入可能になっている一方、ビックカメラ・ドット・コムでは「販売休止中です」の表記が。また、ヨドバシ・ドット・コムでは「お取り寄せ」、もしくは「販売休止中です」の表記となっており、対応が割れ始めているのが分かる。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)