大阪エリアの「終電」事情 2月21日には注目の「実験」も

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   2020年に入り、あっという間に1月が過ぎた。おそらくこの勢いで2月も過ぎ去り、3月に入るのだろう。3月は「別れの季節」。職場でも「お別れ会」などの飲み会を開催するはずだ。

   今回は大阪エリアの読者を念頭に、飲み会の幹事になったら注意したい最終電車の「差」を解説する。また、最後にはOsaka Metro(大阪市高速電気鉄道/大阪メトロ)が行っている興味深い実験も紹介する。

  • 大阪環状線で活躍する323系
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  • Osaka Metro御堂筋線では2月21日に終夜運転を延長する
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最終電車の発車時間には差がある

   飲み会の幹事になると、案外難しいのが二次会の「お開き」のタイミングだ。その場を読むことも重要だが、最終電車の出発時間を頭に入れておくことも大切だろう。新しいメンバーを迎える際の歓迎会やお酒に弱い参加者が集まる場合は特に要注意だ。最終電車の発車時間で気をつけたいのが同じ駅であっても、発車時間に「差」があることだ。たとえば、JR大阪駅を発車する最終電車の発車時間を書き出してみよう。

JR大阪駅の最終電車の発車時刻(平日)
JR京都線(京都方面)
0:25 新快速京都行き、0:31普通高槻行き、0:34「サンライズエクスプレス」東京行き
JR神戸線(三ノ宮、姫路方面)
0:25新快速西明石行き、0:28普通西明石行き
大阪環状線内回り(西九条、弁天町方面)
0:11普通天王寺行き
大阪環状線外回り(京橋、鶴橋方面)
0:09普通天王寺行き、0:33普通京橋行き
JR宝塚線(宝塚、篠山口方面)
23:30快速篠山口行き、23:38普通新三田行き
※尼崎発宝塚行き最終は0:36

   サンライズエクスプレスやJR宝塚線を除くと、大阪市内の中心部を通る大阪環状線の最終電車が早いことに気づく。大阪環状線内回りとJR京都線の最終列車発車時間の差は約20分だ。事実、0時台の大阪駅構内を歩くと「大阪環状線の終電早いわ」という声をよく聞く。このように主要駅において最終電車の発車時刻には「差」があるため、普段利用する路線を基準に考えるのは危険だ。

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