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スキンケアブランドのSK-Ⅱが、東京2020オリンピックの公式スキンケアブランドとしてのキャンペーン「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」を開始した。オリンピックが迫る2020年という時代背景の中、同ブランドがピックアップした6組の世界的女子トップアスリートの実体験に基づいた情報発信を通じて、美の在り方を世の中に発信していく。
キャンペーンに登場するのは体操のシモーン・バイルス選手(アメリカ)、水泳のリウ・シアン選手(中国)、卓球の石川佳純選手(日本)、バドミントンの髙橋礼華&松友美佐紀ペア、サーフィンの前田マヒナ選手、バレーボール女子日本代表チーム「火の鳥 NIPPON」の6組。キャンペーンでは、これらの選手がこれまでの競技生活や人生においてさらされてきた「望まない競争」をいかにして乗り越えてきたかにスポットライトを当て、その競争を乗り越えた先にある「美しさ」に注目していく。
「望まない競争を戦ってきた」
2020年2月12日、バイルス選手が「他の職業同様、体操の世界でも望まない競争は存在し、私はその中で戦ってきた」という趣旨の自らの実体験を「#NOCOMPETITION」のハッシュタグを付けてツイート。バイルス選手は、2016年のリオ五輪で4つの金メダルを獲得したアメリカの女子体操選手で、さらに、それに続いて石川選手、髙橋&松友ペア、前田選手、火の鳥NIPPONが、やはり、「#NOCOMPETITION」のハッシュタグを付けつつ、バイルス選手と同様に自らの実体験をツイートしたため、何らかのムーブメントではないかとツイッター上で話題になるなどしていた。
Beauty. When did it become a competition? #NOCOMPETITION @SKII_US #skiipartner pic.twitter.com/zBbAQaI0vU
— Simone Biles (@Simone_Biles) February 12, 2020
「望まない競争」とは、社会の慣習などによって発生する、個人個人に「かくあれ」と迫る圧力などを指す。特に、現代を生きる女性たちの多くは本人が望む・望まないにかかわらず、美しさをめぐる競争に巻き込まれており、その中で多くのストレスやプレッシャーを抱えるなど、日々消耗する生活を送らざるを得ない状況に置かれているとSK-Ⅱは説く。そこで、競争の美学に世界中の注目が集まる2020年のオリンピックイヤーに、SK-Ⅱは公式スキンケアブランドとしてオリンピックアスリートたちと共に「#NOCOMPETITIONキャンペーン」を展開。「#NOCOMPETITION」というメッセージの発信を通し、全世界の女性が一歩踏み出す勇気を後押しし、美しさに対する望まない競争を終わらせたいとしている。
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美は #競争ではない
今回のキャンペーンを企画したグローバルSK-IIの最高責任者(CEO)であるサンディープ・セス氏は、 「望まない美の競争から女性たちを解放していくべきだと考えました」と、その理念について言及。
「キャンペーン『#NOCOMPETITION 美は #競争ではない』を通して、メッセージを世界中に発信し、大きなムーブメントを起こしていきたいと考えています。女性たちが望まない競争から抜け出し、プレッシャーによって自分の可能性を制限することなく、美しさのあり方を自分自身で決めることのできる一助になればと願っています」
と、その意義を強調している。