松井珠理奈、卒業発表も「実感わかない」 1週間ぶりファンの前に登場

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「音響がんばれ!」「音響さんがんばって!」

   松井さんは唯一の1期生だが、18年12月に加入した9期生を筆頭に、若手メンバーの活躍も目立った。昼の部の中盤に9期生が披露した「賛成カワイイ!」では、終盤に音響トラブルで伴奏がストップし、会場には雑音が響き渡った。客席から

「音響がんばれ!」
「音響さんがんばって!」

といった声があがる中、9期生は最後まで踊りきってパフォーマンスを終えた。須田さんは終盤のあいさつで、感無量の面持ちで「私はそれをメンバーが切り抜けてる姿を見て、ちょっとうるっときてしまって...」とふり返った。

   実はこういた事態はSKE48にとっては初めてではない。中部国際空港(11年12月)や日本テレビ(13年3月)で行われたイベントでも音響がストップし、観客の手拍子や合唱に助けられて乗り切ったことがある。

   こういった経験を踏まえて、須田さんは後輩の奮闘をたたえていた。

「そのー、SKE代々の洗礼を...今日ここで後輩メンバーも受けて、しかも切り抜けることができたというのは、私たちSKEにとってすごくうれしいハプニングだったかなと思います。それを目撃してくださった方がいることを、すごく誇りに思います」

   9期生は、見習いにあたる「研究生」と呼ばれるポジションだったが、この日の夜公演では17人のうち7人が正規メンバーに昇格することが発表された。白井友紀乃さん(19)さんは、妹で先輩メンバーの白井琴望(ことの)さん(17)と同じ「チームKII」への所属が決まり、涙を流しながら昇格を喜んでいた。

「私は本当に、妹が呆れるくらい泣き虫で、でもファンの皆さんはそんな泣き虫な私を見捨てないでくださって...。(KIIの)メンバーになったら、ちゃんと克服して、KIIのメンバーとして個性もしっかり出していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします」

   19年11月に合格が発表されたばかりの10期生は、初めて観客の前でパフォーマンス。「一生懸命パフォーマンスします」といった初々しい自己紹介に続いて、「望遠鏡のない天文台」「渚のイメージ」の2曲を白いワンピース姿で披露した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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