「政治資金収支報告書」を見てみよう 調べ方、確認するポイント、仕組みを紹介

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どうやったら「政治資金収支報告書」を見られる?

   全国に6万以上あるともいわれる、政治団体。これらの一つ一つが、政治活動を行う場合は届け出をする必要がある。都道府県をまたいで活動する場合は総務省へ、1つの都道府県内で活動する場合はその地域の選挙管理委員会へ、提出するという仕組みだ。

   そして、これらの政治団体が毎年提出するのが「政治資金収支報告書」で、毎年11月末までに前年分が、総務省や全国の選挙管理委員会から公表される。3年間、自由に閲覧可能で、総務省や全国の選挙管理委員会で実際に公開しているほか、ネット上でも見ることができる。

   ただ、2019年12月現在、新潟、石川、福井、兵庫、広島、山口、福岡がいまだにネット未公表だ。さらに、政治団体がまったく関係ない名前であるなど、政治家の名前から関係団体を見つけるのは難しい場合もある。政治家本人の届け出に基づき、総務省が政治家の関係団体のリストを公表しているが、届け出がない限りわからないこともあるので、注意が必要だ。

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