日向坂・井口眞緒卒業で「スナック眞緒」懐かしむ声 ファンからは「開店希望」も

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   アイドルグループ日向坂46のメンバー、井口眞緒さん(24)がグループからの卒業を決めたと2020年2月12日に発表された。

   井口さんは芸能界を引退し、企業で働く意向を表明している。このニュースが広がると、ネットでは「スナック眞緒」というワードも広まった。この言葉の意味は一体――。

  • 井口眞緒さんのブログで卒業が伝えられた
    井口眞緒さんのブログで卒業が伝えられた
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29歳で横浜に開店が夢

   「スナック眞緒」とは、日向坂46が「けやき坂46」(通称:ひらがなけやき)だった2018年4月から始まった冠番組「ひらがな推し」(テレビ東京)の中の1コーナー。番組内で、井口さんが将来の夢として、29歳(2024年)で横浜・みなとみらいにスナック「スナック眞緒」をオープンしたいと語ったことである。

   すると同年9月には定期企画として番組内で企画化され、本格的なスナック風のスタジオで和服を着た「ママ」の井口さんと「バイト」の宮田愛萌(まなも)さん、さらに「マスター」役のオードリー・春日俊彰さん、常連客「ワカちゃん」のオードリー・若林正恭さんという配役で、けやき坂メンバーの悩み相談に答えていた。スナックには井口さんが沿線で大学時代を過ごして思い入れの強い相鉄(相模鉄道)のマスコット「そうにゃん」のぬいぐるみや車両の写真も置かれ、横浜への愛着もうかがわせる。

   内容は、井口さんが扮するママが、訪れたメンバーの長所を褒めちぎった上で、悩みに答えてさまざまなアドバイスをトークの中で送るというもの。「見た目でクールとか冷たそうとか見られちゃう」と相談した小坂菜緒さんに「顔こんなに可愛いじゃない?」と褒めた上でトナカイの角を着せて関西弁でギャグのツッコミをさせたり、柿崎芽実さん(19年8月卒業)にはさらなる「ぶりっ子路線」の開拓を後押しするなど、メンバーと接している井口さんならではの長所を引き出す受け答えが視聴者にも好評だった。

動画配信でもメンバーの相談に乗る

   欅坂46の妹分的存在だったけやき坂46は、19年2月から日向坂46として独り立ち。スナック眞緒は19年3月11日放送の「I'll be back」で、ワカちゃんが突然アメリカ西海岸に転勤になった、という形で最終回となった。グループの改名を受けて、19年4月から同番組は「日向坂で会いましょう」にリニューアルされている。 井口さんはテレビ番組のみならず、動画配信サービス「SHOWROOM」でも同様にメンバーの相談に答えたり、握手会でも「スナック眞緒握手会店」としてファンからの相談を受け付けていた。

   しかし19年8月に井口さんと男性とのツーショット写真が一部メディアで報道されると、ブログで「あの写真は私で間違いありません」と認め、9月から活動を自粛し、そのまま20年2月12日に卒業が発表された。井口さんはブログで

「ひらがな推しでスナック眞緒のコーナーをさせていただき嬉しかったです。オードリーさんとお仕事できて嬉しかったです。日向坂で会いましょう大好きでした」

などと投稿し、卒業後の進路についても「企業で働こうと思っています。その中で、あれもやりたい、これもやりたいと色々考えています」とつづっている。

どちらかといえば、「バラドル」路線を得意とし、グループのムードメーカーとしてコミュニケーション力を発揮していた井口さん。卒業後一般企業に就職したい意向が報じられると、これら過去の足跡から横浜で本当に「スナック眞緒」の開店を望んだり、相鉄に関係する仕事をしていてほしい...といったファンの声もSNS上にあがっている。

   また「日向坂で会いましょう」で、19年8月に卒業した柿崎さんにオードリーから卒業証書を授与するイベントがあったように、スナック眞緒最終回のタイトル「I'll be back」にひっかけて「日向坂で会いましょう」で卒業前の復活を夢見るファンもいるようだ。

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