シンガーソングライター・槇原敬之容疑者の逮捕直後、そのニュースを報じた当の「Nスタ」(TBS系)で、槇原容疑者作曲の「世界に一つだけの花」にまつわる話題が報道されるという、なんとも「間の悪い」一幕があった。
槇原容疑者が覚せい剤取締法違反で逮捕されたというニュースは2020年2月13日、各社で一斉に報じられた。「Nスタ」でも、17時15分ごろ、速報扱いでこのニュースを伝えた。
「鼻で」名曲を演奏する女子高生を紹介
ところがその後の17時45分ごろ、そのNスタで槇原容疑者作曲の「世界に一つだけの花」が流れ始めたのである。
「鼻」で2本のリコーダーを使って演奏する、という一風変わった特技を持つ女子高生を紹介したのだが、その演奏曲がよりによって「世界に一つだけの花」だったのである。番組では繰り返し、リコーダーによる「世界に一つだけの花」の演奏が流れ続けた。
さらにこの特集の直後には、再び槇原容疑者逮捕についてのニュースが。
あまりに「間の悪い」タイミングでの放送に、視聴者もざわつき、
「Nスタ、槇原敬之覚醒剤で逮捕の速報→鼻でリコーダーを吹いて世界で一つだけの花を演奏する高校生の特集→槇原敬之に関する続報」
「このタイミングでその曲つかうのか。とはいえ、用意しといたやつだから仕方ないよねぇ......」
「Nスタもそんなつもり無かっただろうに。このタイミングでこの曲」
「リコーダー2本を鼻で吹いて『世界に一つだけの花』を演奏する女子高生がバズってるよ!ってニュースと、槇原敬之逮捕のニュースを続けて報道するNスタ」
といった声がツイッターでは相次いだ。