東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎が2020年2月11日に死去した野村克也元監督を追悼した。
「やきゅうをだいすきにさせてくれて、ありがとうございました」
つば九郎は同日夜にブログを更新し、
「ごぜんちゅう、しんじられない、しんじたくない、ききたくない、ききいれたくないことがありました」
と野村元監督逝去のニュースに言及。つば九郎が誕生した1994年にセ・リーグに4位になってしまった際、1992年に優勝、1993年は日本一になっていたこともあり、
「とうじ、のむらかんとくに、ゆにふぉーむのそでについた、つばくろうをみて、これがいかんのや!っといわれたことをおもいだします」
と当時のぼやきを振り返った。またつば九郎は、
「のむらすこーぷがだいすきだったつばくろうは、いつもちかくからきこえる、べんちからの、のむらかんとくのしじが、だいすきでした」
「でも、おそれおおくて、なかなかちかくにちかよれなかった、そんなおーらをもっているかんとくでした」
とマスコットキャラクターでも近寄れない、強いオーラがある人だったと明かした。
そんなつば九郎だが、2019年7月11日に行われたヤクルト球団設立50周年を記念したドリームゲームの際に野村元監督と再会し、ツーショット写真を撮ったことを報告。
「おなじゆにふぉーむをきて、うれしいぱちり。いまも、へやにかざってある1まいです!」
と嬉しいツーショット写真になったといい、
「ぜひとも、ことし、やくるとすわろーずのみんなには、てっぺんをとってのむらかんとくに、どーだ!!!ってみせてあげたい」
「ちーむぜんたいが1つになって、がんばりましょう」
と来シーズンへの決意も表明。最後には、
「てんごくで、ひさしぶりにさっち~とあえてますかね」
と、野村元監督と、妻で2017年に逝去した野村沙知代さんの再会を願いつつ、
「しーずんはじまったら、じんぐうのしあいをのぞきにきて、たかつかんとくに、ぼやいてください」
「のむらかんとく、やきゅうをだいすきにさせてくれて、ありがとうございました」
と感謝をつづっていた。
この投稿にネットからは、
「本当にいい子...泣けた」
「私たちファンよりきっと悲しいのにいいブログを書いてくれてありがとう」
「優しさが悲しみの傷にめちゃくちゃしみて痛い」
といった声が集まっていた。