井上尚弥「モンスター」名付け親が込めた思い きっかけは「平成の怪物」だった

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世界王座13度防衛の具志堅氏は「カンムリワシ」

   日本では、13度の世界王座防衛記録を持つ具志堅用高氏が沖縄・石垣島に生息する鳥「カンムリワシ」の愛称を持ち、デビュー当時のキャッチフレーズは「100年に一人の天才」だった。元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎氏は「浪速のジョー」の愛称で親しまれた。このように日本の歴代世界王者にもそれぞれ愛称が付けられたが、世界的に愛称が認知されたのは井上が初めてではないだろうか。

   大橋会長はかつて、具志堅氏を超える「150年に一人の天才」とのキャッチフレーズが付けられた。その「150年に一人の天才」の愛弟子は、26歳にして世界的なボクサーに成長した。「Monster」はいまや「The Greatest」と同様に世界中のボクシングファンから尊敬を集める愛称となっている。

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