「日本で食材を手配して、船内で調理しています」
それだけに、ツイッター上では、船の配給システムが劇的に改善されていると明かす外国人客らもいた。
こうしたツイートは、大きな反響を呼び、英文でも多くのコメントが寄せられている。
クルーズ船の長期停泊が決まった当初は、乗客ら約3700人からは、薬もなく会話もできないと不満が相次いだと報じられた。配給制になった食事については、「給食のようだ」と嘆く人もいたという。半数以上が外国人客だといい、異国での慣れない生活にストレスを訴える人もいると伝えられている。
そんな中で、食事などのサービスを高く評価する外国人客らが続出したことに、ネット掲示板などでは、「飯って大事なんだ」「見た目は豪華に見えないけど美味しいのかな」といった声が上がっていた。
プリンセス・クルーズの日本オフィス「カーニバル・ジャパン」は2月10日、船内の食事について、J-CASTニュースの取材に次のように説明した。
「クルーズ船が日本で食材を手配して、船内で調理しています。毎日メニューを変えていると聞いています。どこで仕入れているかなど詳しい情報は、船が主導して行っていますので、こちらではつかんでいないです」
今回のクルーズ代は全額返金するとしたうえで、停泊後の食事についても、乗客の費用負担はないと説明した。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)