「井上選手が苦戦するとすれば...」
将来的に対戦の可能性を秘める井上とリゴンドー。両者の対戦が実現した場合、2人の相性、勝敗の行方はどうなるのだろうか。J-CASTニュース編集部は、プロモーターとして2014年12月にリゴンドーを日本に招へいし、WBA、WBO世界スーパーバンタム級タイトル戦(挑戦者・天笠尚=山上=)を手掛けた実績を持つ協栄ジムの金平桂一郎会長(54)に話を聞いた。
金平会長は「井上選手が苦戦するとすれば、それはリゴンドー選手でしょう」と話し、その理由を次のように語った。
「リゴンドー選手が衰えているのは間違いないですが、一発のパンチ力はまだ健在です。たまに振ってくるあの一発が怖い。天笠選手との一戦で見せたように決して打たれ強くはありません。ただ、倒された後は絶対に打たせない。天笠選手は試合後に『リゴンドー選手のパンチは強くて堅い』と言っていたのが印象的でした。そして目が良く、ガードも堅い。間合いも独特で、やりづらいサウスポーです。井上選手のパンチが当たれば確実に倒れると思いますが、そう簡単にパンチを当てさせてくれるかどうか」(金平会長)