2本目の滑走路は「成長シナリオには欠かせない最大の好機」
ただ、今回参入を表明した福岡-沖縄線は、すでに日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日空(ANA)、スカイマーク、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの4社が乗り入れる。あえて「激戦区」に乗り込んだことになるが、その背景として両空港の拡張計画を挙げる。
福岡は25年3月に2本目の滑走路がオープン予定で、同社にとっては「成長シナリオには欠かせない最大の好機」。同社にとって羽田に次いで発着数が多い沖縄でも、やはり20年3月に2本目の滑走路の供用が始まる。この点も同社にとって欠航や遅延への対応や効率化に役立つとして、「全体的な路線再編を検討した上で」路線開設を決めた、としている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)