「男女とも7~8人に1人ぐらいの割合」...意外に多かった
吉原院長によると「男女とも7~8人に1人ぐらいの割合で、何らかの『排尿障害』を抱えている」というから、決して看過できない事態である。
吉原院長は、さらに続ける。
「ほかに『心因性』という可能性も考えられます。例えば、受験生の場合、試験前に緊張して、普段よりトイレが近くなってしまう...というようなことです。この場合は、一時期のストレスやプレッシャーから解放されると、症状がなくなることがほとんどです」
また膀胱については、
「尿が溜まってもいないのに『トイレに行きたい』と思い込んでしまうことで、さらに行きたくなってしまう...というものも『心因性』の1つと言ってもいいかもしれません」
ただ、現代では薬も進歩しているそうで、
「まずは検査を受けていただき、投薬治療することをお勧めします。膀胱も筋肉なので、薬によって『弛緩』させることができます。そうなると、膀胱内に尿をより多く溜められるようになってきます」
吉原院長によると、外のロケが多いタレント(特に女性、外で気軽に放尿できないため)にも多く見受けられるという。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)