息子のマイケル・ダグラスさんもハリウッドで活躍
晩年は出番が減ったが、世代交代するかのように息子のマイケル・ダグラスさんが注目されるようになり、1975年、「カッコーの巣の上で」を製作してアカデミー賞。俳優としても「危険な情事」「氷の微笑」などで活躍。「ウォール街」ではアカデミー主演男優賞を受賞するなど、親子2代がそれぞれハリウッドで大きな足跡を残した。
カーク・ダグラスさんは、アメリカン・フィルム・インスティチュートが1999年に発表した米国映画史上の大スターでは男優で17位に食い込んでいた。
2015年12月14日、日刊スポーツが、米ビバリーヒルズの自宅で開かれた99歳の誕生パーティの様子を伝えている。それによると、マイケル・ダグラスさんらが集まり、誕生祝いの代わりに、映画・テレビ基金に1500万ドル(約18億円)を寄付。アルツハイマー病を患っている映画・テレビ業界の人々の療養施設を建設すると発表していた。マイケルさんらは17年にも、101歳の誕生日を祝ったと報じられている。