「2月中は外交行事や会談は行わない」
在平壌ロシア大使館が明らかにした北朝鮮側の対応策は、他には大きく(1)中国やロシアから到着した外交団は15日間居住地で隔離する(2)1月13日以降に到着した外交団は病院職員が健康診断を行う(3)病院スタッフは定期的に外交使節団を訪問して検査を行う。感染の疑いがある人は隔離する(4)隔離された人は公共の場所を訪問したり他の人と接触したりすることを禁止する(5)2月中は外交行事や会談は行わない。急を要する場合は電話会談する、といったもの。
平壌駐在の大使館との外交を事実上停止してでも、外国人との接触を避けてコロナウイルスの感染を阻止しようという強い意志が反映された形だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)