「4回転アクセル」四大陸選手権で跳ぶ? 中国ボーヤン・ジンのフリー予定構成に衝撃広がる

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「ボーヤンなら跳べそうな気がする」?

   「4回転時代」と言われて久しく、世界トップクラスの男子選手は複数種類の4回転ジャンプを跳ぶのが当たり前になり、女子でも導入する選手が増えている。だが、4回転アクセルを公式戦で成功させた選手はいない。

   14年ソチ五輪、18年平昌五輪で優勝した羽生は2連覇の後、さらなる目標として4回転アクセルの成功を公言。19年12月のGPファイナルでは公式練習中に4回転アクセルに挑む姿を見せ、会場をどよめかせたが、まだ試合に組み込んではいない。米国のネイサン・チェン(20)も、4種類の4回転で世界を席巻し、同GPファイナルでSP、FS合計335.30点という世界最高得点を記録して優勝したが、やはり4回転アクセルは試合で使用していない。

   高いジャンプ力を武器に、14歳で4回転トウループを習得、17歳で4回転ルッツを成功させてきたボーヤン。フィギュアの予定構成は本番で変わる可能性があるが、もし四大陸選手権のFSで挑戦し、成功させれば公式戦史上初となる。ただ、直近の世界大会である先のGPファイナルでは、FS の4回転ルッツ、4回転サルコウをいずれも転倒するなど、調整の具合は不透明だ。

   ツイッター上では、

「ボーヤンの4A+1Eu+3Sが気になっている。さすがに間違いよね!? とは思いつつ...」
「あー、ボーヤン4A成功一番乗りして!」
「えっ?ボーヤン4A跳ぶの?ボーヤンなら跳べそうな気がする」
「3Aの間違いなんだろうけど初の4Aを3連で入れてきたらビビるな」

など真否を疑いながらも期待する声が続々。国外のユーザーの間でも「4A...ボーヤン、私達は信じてる」「タイプミスじゃないのか? もし4Aをやるなら、コンビネーションにはしないだろう」(いずれも原文英語)といった声があがり、開幕前に大きな関心を集めているようだ。

   四大陸選手権(韓国・ソウル)の男子SPは2月7日、同FSは9日に開催される。

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