スパイクは合法でまもなく店頭に...
記事によると、リーキーとミュラの両選手をコーチするアンディー・ヤング氏は「ローラやジェマのスパイクにはカーボンブレートはなく、あるのはただのプラスチック板だけです」と語り、スパイクは合法なものであり、まもなく店頭に並ぶとしている。
また、世界陸連のスポークスマンはリーキー、ミュラのスパイクに疑惑はないとし、「1枚のプレート(スパイクがねじ込まれているプレートに加えて)があり、ソールの厚さが3センチを超えない場合、基準を満たします」と話した。
「厚底シューズ」の使用に関しては、現場の選手から様々な声が上がるなか、ようやく新ルールが設けられ一応の「決着」を見せていた。今回のスパイク騒動にみられるように、スポーツ用具の技術革新による記録向上の問題は、陸上界だけではなくあらゆるスポーツ競技で今後、議論が必要となってくるだろう。