「家虎根絶」宣言の波紋 ライブ中の「イエッタイガー!」絶叫に「法的措置」も

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家虎「名指しで禁止」は少なかった

   多くのライブ会場での観客向けマナーのレギュレーションは、周囲の迷惑になる行為、大声・奇声を上げる行為、ペンライトの過度な改造などを禁じている。しかし、イエッタイガーと名指しで禁止しているところは少なく、観客の良識に委ねられている面もあった。アイドルグループの「私立恵比寿中学」が公式ブログで「サビ前のイエッタイガー」禁止を明記したり、個別のイベントで禁止のアナウンスがある程度である。

   ブシロードが関わるコンテンツ「BanG Dream!」(バンドリ!)「レヴュースタァライト」などでもこの行為は目撃されており、直前の2月1日開催のRoselia(ロゼリア)の単独ライブ「Rausch」(ラウシュ)でもイエッタイガーがあったと報告するツイートもあり、木谷氏の投稿もこれに関連があったのではとも推測されている。これまでにもイエッタイガーがその場で迷惑行為とみなされれば退場となる可能性があったが、木谷氏の姿勢を見ると、今後はより厳しいペナルティが課せられるかもしれない。

   木谷氏のツイートは2月2日午前には幅広く拡散され、「家虎根絶」はツイッターのトレンドにも上った。関連するツイートを見ると、

「やる奴はそのアーティストが好きなんじゃなくてただ自分が目立ちたいだけ、承認欲求が強いだけの馬鹿」
「家虎根絶が宣言されて『ライブの楽しみ方の多様性を否定するのか』と憤っている痴れ者がいる様だが、演者に対する妨害行為やちゃんとマナーを守っている他の参加者に不快な思いをさせる事が【多様性】なのか?」

など、肯定的な感想が多数を占めているが、一方でブシロード関係のライブで家虎が禁止されると、騒ぎたい客層が他のアーティストやコンテンツのライブに流入してくるのでは、と懸念を示すネットユーザーもいる。

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