タオルは「オリジナル曲でもやってみたい」
後半から終盤にかけてもステージと客席のボルテージは衰えず、楽曲「Shangri-La」(アニメ『蒼穹のファフナー』主題歌)をカバーし、相羽さんはタオルを振りながら歌い上げた。既にゲームの中でRoseliaがカバーしていた曲だが、突然のライブでの生披露に客席からは驚きと歓声が沸き起こった。Roseliaのライブで初めてという、メンバーがタオルを振る演出には、「いつかオリジナル曲でもやりたい」(工藤さん)とこれからの楽曲展開に期待を持たせた。サプライズの演出でタオルを持っていなかったファンも少なくなかったようだが、これからはタオルの準備が必須になるかもしれない。
アンコールは過去のライブでは、Roseliaのキャラクターではなく声優個人の素のパフォーマンスとして歌唱していたとのことだが、今回は「キャラを入れて」演じている5人のキャラクターとして、壮大な「約束」と、Roseliaらしい重低音が響く「LOUDER」を熱唱、客席で振られるペンライトもほぼ赤一色に染まり、最後までライブを楽しもうとしていた。終演の挨拶では、「Roselia ファイティーン!」の掛け声をメンバーと観客が一緒に上げ、また幕が下りた後「罰ゲーム」として工藤さんがコミカルな終演後アナウンスで会場を和ませていた。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)