擬人化で応援する「現場監督」たち
擬人化もトレンドになっているようで、昼も夜も見かける青色のショベルカーには、「寝食を忘れて働いてる」とコメントが付き、「藍ちゃん」(小藍)、さらには中国のアニメ『魔道祖師』の男性キャラクターと同じ名前で「藍忘機」と呼ばれるようになった。あだ名をつけた工事車両の擬人化イラストを中国のSNS「ウェイボー(微博)」に投稿したり、工事車両をチームに例えたハッシュタグをつけて病院建設を応援している。央視頻や微博に投稿されるコメントも、
「光武帝はいつ現場にいらっしゃる?」
「紅ちゃん疲れたでしょう?」
「黄ちゃん一生懸命働いてて可愛い」
といったものが見受けられる。こうして建設風景を視聴しているネットユーザーは自分たちのことを「現場監督」(監工)と自称し、「河北から現場監督来ました」「四川からオンラインしました」「重慶の現場監督、ただいま実況中」などのコメントで同時実況の一体感を高めているようだ。