アカウント停止措置も
バイトダンス日本法人の広報は31日、J-CASTニュースの取材に、こうした「誤解を招くような情報」はガイドラインで禁止しているという。
機械と人の目でのチェックや、ユーザーからの通報などで見つけた場合、コンテンツ削除やアカウント停止を含む対応をとっているという。新型コロナをめぐる投稿にも「ガイドラインに沿って随時確認し、対応しています」とするが、詳細については回答を避けた。
今後はさらなる対応を検討中で、「正しい情報に基づいた投稿の確認を啓蒙できるような仕組みを検討しています」と明かした。
ティックトックに限らず、新型コロナウイルスをめぐる偽情報の拡散防止に向けては、各プラットフォーマーが対策を急いでいる。
ツイッターは30日から、コロナウイルスに関する単語を調べると、検索結果に各国の保健当局のページが案内される施策を始めた。また、同社が「信頼できないコンテンツに誘導されてしまう可能性のある」と判断したキーワードは、検索候補から除外する取り組みも同時に始めた。
米グーグルも同日、「coronavirus」と検索した際、世界保健機関(WHO)の情報が目立つ位置に表示されるなどの対応を始めた。
(J-CASTニュース編集部 谷本陵)