全世界累計発行部数4億6000万部を突破している人気漫画「ONE PIECE」(集英社)の実写ドラマ版が、アメリカ発の動画配信サービスNetflixで配信されることが2020年1月30日に発表された。
原作者の尾田栄一郎さんも直筆コメントを公開している。
「もう少しお待ちください。そしてご期待ください」
「ONE PIECE」の実写ドラマ化は2017年にハリウッドでの製作が発表。その後もメーン脚本家の決定が2019年7月に伝えるなどの動きがあったが、2020年1月30日、Netflix Japan公式ツイッターなどを通じて配信がアナウンスされた。配信日は未定だが、1シリーズ10話構成になる予定だ。
原作者の尾田さんはエグゼクティブ・プロデューサーとして製作に関わる。実写ドラマ化について、
「2017年に製作を発表したんですけど時間かかるのよいろいろ!水面下でずーっとじわじわ準備が進んでます。そして今回これを発表していいそうです。
あの世界一の動画配信サービスNetflixが大きく力を貸してくれる事になりました!心強い!!シーズンI10話でストーリーがどこまで進むのか。配役はどうなるの!?もう少しお待ちください。そしてご期待ください!!」
と直筆のコメントを公開した。
製作が発表された2017年にはONE PIECEスタッフの公式ツイッターが「人気ドラマ『プリズン・ブレイク』などを手がけたマーティ・アデルスタイン氏という信頼できるパートナーを得、2時間の映画よりも、シリーズのドラマこそONE PIECEが見せたいことを丁寧に表現できるとの判断の下、契約に至りました」と投稿していた。
この投稿にはアデルスタイン氏のコメントも掲載されており、
「私は20年にわたる『ONE PIECE』のファンです。私の持っている全てをかけて『ONE PIECE』のシリーズを絶対に成功させる意気込みです。今作品はテレビドラマ史上、最も製作費がかかる作品になると思う。そして世界中の注目度を考えると、このような規模の制作費を投じる価値がある」と書きつづっている。
実写ドラマ化に対してSNSでは「かなり、無理がある気がする」「なんでもかんでも実写化すれば良いってもんじゃないんだけどなぁ」と、不安視する声が上がっている一方、原作者が製作に関わるため「尾田さんが監修するなら面白そう」と期待する声も多い。
尾田先生監修のもと、スティーヴン・マエダ氏とマット・オーウェンズ氏 がタッグを組む実写版 #OnePiece @NetflixJP @Eiichiro_Staff pic.twitter.com/46efZM46zu
— onepiecenetflix (@onepiecenetflix) January 29, 2020