6戦全KO負けの選手も...
招へい禁止選手は減少傾向にありつつも、タイ人ボクサーの招へいを規制したことにより、インドネシア人ボクサーの「需要」が高まり、これに伴いインドネシア人ボクサーの招へい禁止選手が増加した。18年は4人だったインドネシア人ボクサーの招へい禁止選手が、19年は3倍以上の13人まで増えた。招へい禁止となったインドネシア人ボクサーのなかには、日本で6戦して全てKO負けの選手もいる。
JBC職員によると、海外選手の招へい申請は年間200件ほどあるという。そのうちJBCが招へいを認可するのは、3分の1から4分の1程度だという。JBC職員は「JBCとしても海外からの招へい選手の数を減らそうというつもりはありません。ファンの方々により良い試合を提供したいと思っております」と話した。
海外からの招へい選手の規定厳格化を現場のボクシングジムはどうとらえているのだろうか。J-CASTニュース編集部は協栄ジムの会長として数々の興行をプロモートしてきた金平桂一郎会長(54)に話を聞いた。