日本ボクシングコミッション(JBC)が、インドネシア人ボクサーの招へいに関する規定を厳格化する。ボクシングの安全性と信頼性、社会的地位の向上を目指したもので、2020年2月1日から運用される。
JBCはこれまでフィリピン人、タイ人ボクサーの招へい規定を改定しており、今回はこれに続くもので、令和の時代に入り日本ボクシング界が変わろうとしている。
世界、東洋太平洋ともに15位以内が条件
今回JBCが発表したインドネシア人ボクサーの招へい手続きにおける規定は次の通りだ。
(1)世界王座認定の4団体(WBA・WBC・WBO・IBF)の発表する最新ランキング15位以内。東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)、WBOアジアパシフィックの最新ランキング15位以内、且つ、原則として2カ月以上ランクされている選手。
(2)招へい予定の選手の戦績証明書については、BOXREC(世界各国のボクサーの戦績などをアップしている海外サイト)の戦績提出をもって、それを公式戦績とする。
JBCの規定では、2月1日からインドネシア人ボクサーはインドネシアの国内ランカーであれ日本では試合ができず、世界、東洋レベルの選手でなければ日本のリングに上がることが出来ない。JBCはなぜインドネシア人ボクサーの招へい規定を厳格化したのか。J-CASTニュース編集部は、JBCにその理由などを聞いた。