宮迫さんは、笑いをこらえている!?
まず、鈴木氏は動画全体の印象として、
「しゃべり方が溜め気味であり、宮迫さんが自分の言葉にうなずくようなそぶりを見せながら謝罪の言葉を述べているのが分かります。見た目としては『芝居がかっている』と指摘されてしまうそぶりであることはもちろん、宮迫さんが自らがしゃべっている言葉に自信を持っているのが見て取れます。非常にリラックスした状態で撮影されたと思われます」
と指摘。加え、その一方で、宮迫さんの心には負荷もかかっていると分析する。
「動画の中の宮迫さんには、両唇を巻き込んだり、眉が大きく上がったり、瞬きの回数がやたらと増えたりする瞬間が多々あります。これらは心に負荷がかかっていることの証拠です。ただ、先程申しました通り、宮迫さんはリラックス状態。ここから分かることは、宮迫さんの心には確かに負荷がかかっているが、その原因はストレスとは真逆のもの......つまり、笑いをこらえていると考えられます。『上手く話せている』との感触を抱きつつ、撮影に臨んでいたのではないでしょうか」
また、動画の構成にも謝罪に見えない要素があると指摘する。
「動画は7分間で、最初こそ謝罪の言葉の連続でしたが、1分25秒辺りからは早くもテレビ局のスタッフへの呼びかけや、『相方の元に戻りたい』といった復帰へ向けての言葉が出てきてしまっています。このような言葉は最低でも動画の後半、可能ならば動画の終盤に持ってくるべきもの。前半に復帰へ向けての言葉がある以上、テレビ局のスタッフや自らのファンに向けて復帰への思いをアピールする動画になってしまっており、世間一般に対する謝罪にはなっていません。ゆえに、動画に対して『謝罪に見えない』という批判が殺到しているのは必然と言えるでしょう」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)