反社会勢力に対する闇営業問題で謹慎中のお笑い芸人の宮迫博之さん(49)が、2020年1月29日にYouTube上で謝罪動画を公開した。
「ご迷惑をお掛けした皆さん、ご心配をお掛けした全ての皆さまに、もう一度改めて謝罪させてください。本当に申し訳御座いませんでした」と神妙な面持ちの宮迫さんは、現状について、お笑い芸人の明石家さんまさん(64)の個人事務所に預かって頂いていると説明。加え、元所属事務所の吉本興業との関係については、「ご厚意で今でもお話は聞いて頂いておりますが、今後どうなるかは厳密には決まっていません」と明かした。
「世間がコロナウイルスに注視する中でのタイミング流石です」
2019年7月に判明した闇営業問題発覚以降、半年ぶりになる肉声に対し、宮迫さんが開設したYouTubeチャンネルのコメント欄にはさまざまな声が殺到。「頼むから地上波には二度と出てくるなよ」と、露骨に嫌悪感を示す声のほか、「頑張ってください!応援してます!」との声援も。また、「世間がコロナウイルスに注視する中でのタイミング流石です」と、「火事場泥棒」ではないかと突っ込む声もあり、コメント欄は混沌としてるが、そんな中、「チャンネルは11月に開設したのか...」といった、同チャンネルの開設時期に言及する声も寄せられている。
そこで、同チャンネルの開設時期を見るべく、「概要」の欄を見てみると、「2019/11/27 に登録」の記載があることが分かる。同時期は闇営業問題で吉本興業の岡本昭彦社長が会見した約4か月後(会見は7月22日)であり、宮迫さんは謹慎の真っ最中。ただ、2019年11月といえば、宮迫さんについて復帰の動きがあると複数のメディアが報じた時期でもある。
同月21日から22日にかけて報じられたのは、「21日夜に、宮迫さんを励ます激励会が開催された」というもの。呼びかけ人は明石家さんまさんで、東京都内のホテルでテレビ局関係者や芸能人を招いて行われたと報じられた。問題発覚以降、さんまさんが宮迫さんの後見人になったとの報道が相次いでいたが、この出来事はそれを証明するものとして大きな話題を集めたのだった。