東京マラソンは「高速」の勝負に レースディレクター「ペースメーカーは2段階」の意味

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大阪国際女子ではペースメーカーが好記録に貢献

   今大会は海外招待選手の顔ぶれからも高速レースが展開されることが予想される。東京マラソン財団はこの日、出場選手とともに5人のペースメーカーを発表した。1月26日に行われた大阪国際女子マラソンでは日本長距離界のエース新谷仁美(積水化学)が12キロまでペースメーカーを務め、レースをうまく誘導したことが大きな話題となり、松田瑞生(ダイハツ)の設定記録突破に貢献した。

   今大会は4人のケニア人選手と鎧坂哲哉(旭化成)がペースメーカーを務める。ペースメーカーのひとりであるルベン・キプロプ(ケニア)は昨年、日本記録を上回る2時間4分40秒をマークした高速ランナーだ。ペースメーカーは30キロまで集団を先導し、ペースメイクを行う。

   気になるペース配分について、東京マラソンのレースディレクターである早野忠昭氏は「東京マラソン2020」公式サイト上で次のように言及している。

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