2020年1月28日早朝にスポーツニッポンが報じた、お笑い芸人の宮迫博之さん(49)が芸能活動を再開するとのニュース。報道によると、宮迫さんは30日までにYouTube上で動画を公開するとされているが、これに対し、ネット上が大きくざわついている。
宮迫さんは2019年7月に発覚した反社会勢力に対する闇営業問題以降、謹慎中の身。併せて闇営業問題で名前が挙がった、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんは今月30日に復帰ライブを控えているが、ネット上の反応は、その亮さんと宮迫さんを絡めたものが多い。
「後追い発表」をからかう声相次ぐ
闇営業問題では他にもお笑い芸人の名前が挙がっており、これらの人々も謹慎処分となったが、宮迫さんと亮さんに比べ、報酬の受領額が少なかったことなどの事情もあり、すでに復帰。加え、亮さんが30日に復帰することが10日に発表され、残るは宮迫さんという状況になっていた。
ただ、そのような状況であるにもかかわらず、ネット上は宮迫さんに対して実に冷ややかな反応を見せている。あるツイッターアカウントは、「亮さんが謹慎解けたから俺もいいだろって感じ 焦ってるねw」と、亮さんの復帰発表から半月余りでの「後追い発表」であると認識。
また、別のアカウントは、「淳に逃げ道潰されたから相当焦ってるやろ」と、亮さんが相方の田村淳さんの支援を受けて、自らに先行して復帰することへの「焦り」があるのではないかと推測している。
「亮の復帰の障害になりかねない」
これら以外の声も、総じて厳しい。「宮迫のYouTube配信が30日のロンブー亮の復帰トークライブや会見に合わせてきてるようで何か嫌」と、宮迫さんのYouTube上での動画公開が「30日までに」と報じられている点に嫌悪感を示す声や、「亮の復帰の障害になりかねない」と、亮さんの復帰にマイナスであると指摘する声も上がっている。
また、宮迫さんの復帰の第一歩がYouTubeである点について、「youtube舐めてんね 亮も復帰したしオイラもyoutubeあたりから...って思ってんなら大間違いよ」と、復帰への姿勢を良しとしない声や、「ボランティアをやりつつちゃんと裏ではYouTuberと準備をしているこのやり方がまさに宮迫って感じだよな」と、抜け目のなさが油断ならないとする声も上がっている。
亮さんの復帰は比較的暖かく受け止められたのに対し、この手厳しさ。数少ないとはいえ、「彼は今は心の底から反省してる。早く戻って来て欲しい」という声はあるが――。復帰を報じるスクープにこれだけ風当たりが強いことを考えると、宮迫さんの活動再開にはまだまだ高いハードルがあるのかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)