「東大女子お断り」サークルは「純然たる差別行為」 新歓めぐり学生自治団体がコメント

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「サークルの加盟等に関する規則」を一部改定

   東大では1~2年時、全員が教養学部に所属する。オリエンテーション委員会については学部公式サイトでも「東京大学教養学部では、学生による新入生のためのオリエンテーションが実施されています。中心となるのは学生有志で構成される教養学部オリエンテーション委員会で、クラスオリエンテーション、サークルオリエンテーション、冊子の発行などを行っています」と説明がある。

   上記文中にある「テント列」とは、3月末の入学手続きに際し、各サークルが勧誘のためにテントを並べた場所のこと。「サークルオリエンテーション」は各サークルがブースを作って新入生に活動を紹介するイベントのことで、いずれも新歓活動にあたる。

   学生自治団体で、同学部の多くのサークルが加盟する「東大教養学部学友会」では19年12月、「サークルの加盟等に関する規則」を一部改定している。新たに追加された条文の1つに、サークルとして満たすべき条件の定めがあり、「普通会員(編注:ここでは学友会費を払ったすべての同学部生のこと)に対し、正当な理由なしに加入の拒否及び除名をしないこと。以下に正当な理由の一例を挙げる」としている。

   そして、加入拒否できる「正当な理由」の一例として、「試合等の出場に関して性別及び年齢等の制限がある場合」と、「性別」に触れている。裏を返せば、試合等の出場と無関係に、性別を理由とした加入拒否はできないとも解釈できる。

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