NBAのレイカーズで活躍したコービー・ブライアント氏が、2020年1月26日朝(日本時間27日)にヘリコプター墜落事故により死去したと、スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が伝えた。41歳だった。
「ESPN」の報道によると、ブライアント氏を乗せたヘリコプターが米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の山に墜落し搭乗者全員が死亡した。13歳の愛娘ジャンナさんも同乗していた。
背番号「8」と「24」は永久欠番に
ブライアント氏は17歳でNBA入りを果たし、レイカーズ一筋で活躍。個人では2度の得点王に輝き、レイカーズの5度のファイナル制覇に貢献した。NBAで数々の記録を塗り替えてきたブライアント氏は、2015年~16年シーズンを最後に現役引退。レイカーズはブライアント氏の現役時代の功績を称え、ブライアント氏がつけていた背番号「8」と「24」を永久欠番とした。
NBAのレジェンドの突然の訃報に世界中から悲しみの声が上がった。バスケットファンとして知られ、ブライアント氏と親交のあったバラク・オバマ前米大統領は、自身のツイッターを更新し「コービーはバスケットボールのコートのレジェンドで、第2の人生を始めたばかりだった。ジャンナさんを失ったことは、私たち親にとってもさらなる悲痛だ」とコメントした。
ブライアント氏の訃報を受けて、ドナルド・トランプ米大統領は自身のツイッターを更新し、「コービー・ブライアントは史上最高のバスケットボール選手のひとりだった。彼は彼の家族をとても愛し、将来に対して強い情熱を持っていた」とつづった。