中日・梅津、ソフトバンク・杉山に注目を
選手間で評価が高いのが中日の梅津晃大だ。身長187センチの上背から投げ下ろす150キロ台の直球、スライダー、フォークを決め球に昨季は4勝1敗、防御率2.34.長身で手足が長いシルエット、投球フォームがエンゼルス・大谷翔平と重なる右腕は今季先発ローテーションの中心として期待される。
また、18年ドラフト2位のソフトバンク・杉山一樹も面白い存在だ。最速153キロの直球とキレ味鋭いスライダーが武器。即戦力として期待された昨季は故障に泣かされて2試合の登板に終わったが、球界を代表する同僚の千賀滉大が認める身体能力で大ブレークの可能性を秘めている。
昨季の新人王はセパ共に2年目のヤクルト・村上宗隆とソフトバンク・高橋礼が獲得した。梅津は昨季に30イニング以上を投げたため新人王資格を失ったが、杉山と共に更なる飛躍が期待される。