桃の缶詰を非常食にして保管していたところ、突然爆発して怖い思いをしたと、ツイッターで投稿があり、反響を集めている。
賞味期限を3年半も過ぎた桃缶だったという。同様な報告もいくつかあるようだが、なぜ爆発してしまうのだろうか。
「爆発時に近くにいたら怪我も大いにあり得た」
「家庭に潜む時限爆弾」。桃缶の爆発をツイートしたジンさん(@JIN_gelique)は2020年1月20日、そのときの体験をこう表現した。
それは、同様なケースをツイッター上でいくつか見つけ、その怖さが分かったかららしい。
ジンさんにJ-CASTニュースが22日に取材して聞いたところなどでは、桃缶は、非常食を置いた棚の奥に入れてあり、爆発でシロップが飛び散り、他の缶や棚にこびり付いてしまった。家を空けたときに爆発したのか、棚を整理するまで気付かなかったという。
「爆発時に近くにいたら怪我も大いにあり得ると思いますし、蓋や破片の放置はお子さんやペットにも危ないと思いました」
臭いはそれほどではなかったものの、片付けや拭き取りには、泣けるほど苦労したそうだ。
桃缶の賞味期限は2016年7月20日で、購入はそれより前だった。おかずになるサバ缶など使いやすい非常食は、手前に置いており、普段使わないフルーツ缶は、奥に入れたままになっていた。桃缶については、期限は忘れてしまったという。
ジンさんは、賞味・消費期限切れの缶詰が爆発したという、ここ1、2年の他の人のツイートをいくつか紹介している。