大手芸能事務所「プラチナムプロダクション」(東京都渋谷区)は2020年1月23日、同社および所属タレントへの誹謗(ひぼう)中傷に対し、法的措置など厳正な対応を行うと発表した。
「事実無根の記事やコメント等が散見」
プラチナムプロダクションの発表によれば、「現在、インターネット上において当社及び当社所属タレントの名誉及び信用を毀損する、事実無根の記事やコメント等が散見」されるとし、具体的には「反社会的勢力が当社の立ち上げに関わった」「当社社員の中に反社会的勢力のメンバーがいる」などの内容だという。
しかし、そのような事実はなく、
「これまでも、当社は、このような書き込みを行った者に対し、代理人弁護士を通じて削除請求、損害賠償請求、その他あらゆる法的措置を講じて参りました。今後も、上記のように事実に反し、当社及び当社所属タレントの名誉及び信用を毀損するインターネット上の記事・コメントを発見した場合につきましては、代理人弁護士を通じて、あらゆる法的措置を含めた厳正な対応を行ってまいります」
と警告した。
こうした書き込みは、「タピオカ騒動」に端を発するとみられる。タレントの木下優樹菜さんが昨年10月、姉の勤務先のタピオカ店と起こしたトラブルが表面化。送ったとされるメッセージがネット上で拡散され、SNSやまとめサイトなどで憶測が飛び交っていた。