杉田水脈氏「だったら結婚しなくていい」は持論だった 過去にも「かたくなな親」批判

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

2015年のブログでは...?

   杉田氏については、その発言が度々ネット上などで物議を醸している。

   性的少数者(LGBT)のカップルについて「生産性がない」と主張したり、性暴力被害を訴えたジャーナリストの伊藤詩織氏(30)について「女としての落ち度がありますよね」と発言したりしたことなどだ。

   今回、杉田氏ではないかとされていることについても、予想していたとする声がネット上で多い。ヤジについては、一部で理解を示す向きもある一方、「国民に向かってこの言い草はない」「同じ女性として、ガッカリな発言」などと批判も相次いでいる。

   実は、杉田氏は、過去のブログで、このヤジと同じ考えを明かしていた。

   「夫婦別姓~賛成の人が増えているようですが」とのタイトルを付けた2015年12月7日の公式ブログだ。

   そこでは、議員になる前に公民館のような場所で賛成派の女性たちと議論したとし、同姓を嫌って事実婚したら子供がかわいそうだとする賛成派には、こう反論した。

「『相手の姓になるのが嫌』なら、その人と結婚しないことをお薦めします」

   その理由としては、次のように書いていた。

「事実婚をして、子どもを作るくらい相手が好きなのに『相手の姓になりたくない』とかたくなに言う人がそんなにたくさん存在するとは思えません。子どもは確かにかわいそうです。そのかわいそうな状況を作っているのはかたくなな親であって、国でも法律でもありません」

   こうした内容は、兵庫県の西宮市役所を退職して政治の道を志していたときに書いた4年前のブログを再掲したそうだ。つまり、12年に国会議員になってからも、気持ちは変わらなかったということだ。

   杉田氏の国会事務所に1月23日夕、J-CASTニュースが取材すると、ヤジについては事実関係を確認中だとしたうえで、「ブログは、まだ見ていません。それについても、何も答えられないです」と秘書が話した。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

1 2
姉妹サイト