「出演料の150万円は、当社は把握していなかった」
お詫び文では、「優勝賞品に関するトラブルがあるとの連絡は当社になく、今回の事態を把握出来ておりませんでした」と説明し、優勝したホストに賞品の受け渡しがされていなかったことを調査で確認したとした。そして、「優勝賞品の受け渡しが完了したのかを確認するべきだったと反省しております」と謝罪した。
賞品のランボルギーニ車は、所有権が企画会社に移転されていないことが分かったが、企画会社とは連絡が取れない状況にあるとしている。タレントへの出演料や制作会社への制作費も、企画会社から支払われていないという。
さらに、「出演料(宣伝費)とされる150万円については、当社は把握しておらず、番組内における表記もありませんでした」という。番組内容について、台本と照合しただけに留め、制作過程のチェックをしていなかったことも反省点だとした。
一方、番組のゲームが賭博に当たるかについては、お詫び文では、何も言及しなかった。
最後に、「当社といたしましては、放送局の責任として今回の事態を重大な問題と認識しており、引き続き事実確認の調査を進め、番組企画会社と関係当事者との間の解決に向け努力してまいります」などと締め括っている。