毎日新聞調査では1%→2%に!
翌週末の1月18~19日に行われた調査でも、似たような結果が出ている。テレビ朝日の調査では、立憲が1.6ポイント減の8.2%。国民が0.7ポイント増の2.0%。毎日新聞の調査では、立憲が横ばいの8%で、国民が1%から2%に増えた。
両党の間には依然として支持率には大きく差があり、小選挙区で落選し比例復活した国民の衆院議員の間には危機感は強い。合流を求める議員の多くが、こういった「比例復活組」だ。早期に立憲と合流し、比例名簿の上位登載を目指しているとみられる。
1月20日に開かれた国民の両院議員総会では、合流派の議員が、立憲と「合意について基本合意を行う」ことを求める決議案を議題として扱うように求めたが、多数決の結果「賛成19人、反対28人」で採決には至らなかった。総会で決めたのは、立憲側が協議打ち切りを示唆していることを念頭に、協議継続を立憲側に求める方針だった。こういった「決められない」状態が、どう支持率に影響するかは未知数だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)