人気オンラインゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の5周年記念キャンペーンが全国のファミリーマートで始まっている。
ところが2020年1月21日朝7時から始まったキャンペーンのはずが、その前日の時点でフリマアプリに商品が出品されている例まで見つかっている。転売の過熱に歯止めがかからない。
過熱する転売、そして開始前から出品?
ファミリーマートでは1月21日7時から、特定の商品と交換でキャラクターのクリアファイルやノートがもらえる企画と、抽選応募でグッズが当選するキャンペーンが始まった。
21日朝7時にキャンペーンが始まると、多くの購入者が店頭につめかけたが、一方で早くもフリマアプリ「メルカリ」にはクリアファイル・ノートが出品されている。21日13時現在でも多くの出品があり、既に取引が成立しているものも少なくない。
ところがこの中には、出品時間が前日の20日になっているものや、21日未明と見られるものなど、キャンペーン開始前の出品ではないかと思われるものがある。店舗の関係者が出品しているのではないかと噂され、「フライング転売」ではないかという刀剣乱舞ファンのツイートも見受けられる。
ファミマ「注意喚起を行っている」
これらは本当に店舗関係者による転売なのか。1月21日にファミリーマート広報部に取材を行うと、関係者による出品か否かについては詳細な回答を控えるとのことだが、「キャンペーン前には(転売防止のため)加盟店へは注意喚起の文書を発行し、注意喚起を行っています」との回答だった。実際に関係者による出品とみとめた場合は「社内調査を行い、適切に対応します」と答えた。
「刀剣乱舞」のキャンペーンは1月7日から始まっており、1月21日に始まったのは第3弾だが、既に第1弾の時点で店舗の関係者が転売したのではと思われる出品もメルカリにあった。これらについてもJ-CASTニュースは以前に取材をしており「事態を調査中」という回答があったが、その後の経緯についても改めて聞いたところ、「既に事象は把握し、社内調査の結果、適切に対応しました」と答えたが、具体的にどんな措置が取られたかは回答を控えた。