「ミドル級に戻るのは少し難しいかもしれないが...」
村田と契約を結ぶ米国大手プロモート社トップランクのボブ・アラム氏は、アルバレス戦に前向きな姿勢を見せており、5月の日本開催を目指している。アルバレスはここ数年、メキシコの祝日「シンコ・デ・マヨ(5月5日)」に合わせる形で、5月5日付近で試合を行ってきた。「5・2サンダース戦」の情報はこれに沿ったもので、日本開催ならば5月の中旬以降となる可能性もある。
サンダースは2015年12月にWBO世界ミドル級王座を獲得。この王座を3度防衛して返上し、19年5月にWBO世界スーパーミドル級王座を獲得して世界2階級制覇に成功。ミドル級時代からアルバレスとの対戦が浮上していたが、ここまで実現していない。プロデビュー以来負けなしの29勝(14KO)の戦績を誇り、2階級制覇の実績からアルバレスの対戦候補に挙がっていた。
アルバレスは昨年11月にWBO世界ライトヘビー級王座を獲得し、世界4階級制覇を達成。この王座は返上したものの、階級を上げたことでミドル級に戻った際の減量が不安視されたが、デラホーヤ氏は「ミドル級に戻るのは少し難しいかもしれないが選択肢としてある」と話している。