ボクシングのWBA世界スーパーミドル級、ミドル級スーパー王者サウル・アルバレス(29)=メキシコ=の次戦が混沌としてきた。 アルバレスをプロモートするゴールデンボーイプロモーションズのオスカー・デラホーヤ氏が2020年1月20日、アルバレスの次戦について言及。海外の専門サイト「ボクシングニュース24」が報じたもので、対戦候補のひとりにWBA世界ミドル級正規王者・村田諒太(34)=帝拳=が挙がっている。
村田は「上位3番」に入る対戦候補
アルバレスの次戦について、これまで海外メディアなどは5月2日にWBOスーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)との対戦が有力と報じられてきた。「ボクシングニュース24」によると、デラホーヤ氏は「サンダースは最有力候補ではない」と明言した上で、デラホーヤ氏が近日中にメキシコに出向いてアルバレス陣営と話し合いの場を持つという。
デラホーヤ氏はアルバレスの次戦に関して、ミドル級とスーパーミドル級両階級の可能性を示唆。「ボクシングニュース24」の記事では、アルバレスの対戦候補となりそうなミドル級とスーパーミドル級の選手を取り上げている。ミドル級では6人の候補が挙がっており、村田の名も入っている。記事では、村田はこの6人のなかにおいてアルバレスが対戦候補としている上位3番までに入るべきだと報じている。