過去には関東学院大、昨年にはトヨタ自動車も...
それにしても、昨今のラグビー人気に水を差す不祥事だ。
ラグビー界では2007年、当時、大学ラグビー界を牽引し続けてきた関東学院大の選手が寮で大麻を栽培していた疑いで逮捕された。同大は以降、大学選手権の王座から退き、凋落の一途を辿っている。また2019年には、トップリーグのトヨタ自動車に所属する2選手が、同じく大麻取締法違反の疑いで逮捕された。2020年シーズンは1月20日現在で第2節を終えたが、トヨタ自動車は2連敗のスタートとなっている。
日本ラグビー界において「One for all、All for one」という使い古された言葉がある。文字通り「1人は皆のために、皆は1人のために」という意味だが、こと犯罪となってしまうと、その意味合いが逆になることを忘れてはならない。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)