ダウンタウンの松本人志さんが、2020年1月19日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、11年8月に芸能界を引退した島田紳助さんに共演の「ラブコール」を送った。
きっかけは、タレントのmisonoさんのYouTubeに紳助さんが登場したことだった。紳助さんは「クイズ!ヘキサゴン」(フジテレビ系)で司会やプロデュースを行った経緯もあり、同番組から巣立ったmisonoさんが自身の「YouTubeに出てほしい」と依頼したことに端を発する。
松ちゃん「8年半前、深夜にメールをいただいて」
ワイドナショーでの発言によると、松本さんは2011年8月の紳助さん引退以来、連絡も取っていないそうだ。8年半ぶりに「動く」紳助さんを見たという松本さんは、
「(misonoさんが投稿したYouTubeについて)僕は見ていないんですよ。紳助さんのトークだけなら見たいですけど、misonoがうるさいやろうなって思って」
と、笑いながら先輩と後輩に気を遣った。
お笑い界のトップを走り続ける松本さんは、紳助さんを「兄さん」と慕う。松本さんの著書『遺書』(朝日新聞社、1994年)の中にも、紳助さんを評して「こんな天才はいない」という主旨の文章を綴っている。実際、「松本紳助」「松紳」(日本テレビ系、2000年~2006年放送)でも共演し、息の合ったトークを披露していた。
反社会的勢力とのつながりが明るみになり、紳助さんが芸能界を引退したのは2011年8月のことだった。松本さんは同番組内で、
「(8年半前の)深夜にメール、いただいて。『オレ、辞めることにしたわ』って。殴られたような衝撃だった」
と当時を振り返った。