ノザキのコンビーフ、高額転売が相次ぎ...公式が呼びかけ「まだ在庫があります」

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   加工食品などを手掛ける川商フーズ(本社・東京都千代田区)が2020年1月15日に、主力商品である「ノザキのコンビーフ」の「枕缶」での販売を終了すると発表して以降、インターネット上での高額転売が相次いで問題となっている。

   16日には、ノザキのコンビーフが公式ツイッターで転売品への注意を呼びかけた。

  • 画像は「メルカリ」サイトのスクリーンショット
    画像は「メルカリ」サイトのスクリーンショット
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1個410円のはずが

   ノザキのコンビーフの枕缶は、付属の「巻き取り鍵」で回しながら開けるのが特徴で、「コンビーフと言えば牛のマークがついた『台形の缶詰』」というイメージが定着しているが、15日、現行のパッケージでの販売が終了することが発表された。

   3月16日から発売される新パッケージは、牛のマークのデザインは残しつつ開けにくさを解消した「アルミック缶」で、シール蓋のため左利きの人や子どもでも開けやすい仕様だ。

   現行の「枕缶」のコンビーフは在庫が無くなり次第販売終了となるが、リニューアル前のコンビーフを求める人が急増することを見越してか、旧パッケージのコンビーフがインターネット上で高額で転売されている。

   今までの「ノザキのコンビーフ」100gの希望小売価格は410円(税別)だが、メルカリでは、10個セットで7000円(税込)や6個セットで3600円(税込)など、定価を大きく上回る価格で出品されている(1月18日時点)。また、既に売り切れの商品も多い。

   このような状況に対して「ノザキのコンビーフ」公式アカウントは、16日にツイッターで、

「親愛なるフォロワーさまにお願いです。枕缶のコンビーフはまだ在庫があります。少なくても、一週間や二週間で売り切れるような量ではありません。悪意のある人が買い占められる量でもありません。それなので、焦ってアプリ等の転売品を買われないようにしてください。お願いします」

と、転売品の購入を控えるようにという「お願い」を投稿した。このツイートには、18日時点で5万件以上の「いいね」がついている。

   ツイッターでは、

「くるくる開ける缶のコンビーフ、高値で転売してる人がいるの? バッカみたい」
「メルカリでチェックしてみたけど呆れるしかなかったよ」
「糞な転売ヤーが案の定湧いていて、見ていて笑える」

など、転売に対する怒りの声が集まっている。

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