悪性リンパ腫で闘病生活をしている笠井信輔アナウンサー(56)が、長年出演していたフジテレビの「とくダネ!」スタッフから、あるプレゼントを贈られたと、インスタグラムで写真を公開した。
満面の笑みを浮かべた笠井アナ。両手でVサインをして、ベッドに横になっている。
金色に輝く「台場」のTシャツだった
まず目に飛び込んでくるのが、胸に金色に輝く「台場」の文字だ。
まるで黒いランニングシャツのようだが、よく見ると、上着の下に来ているTシャツだと分かる。
「このTシャツですか?『とくダネ!』のスタッフから届きました」
笠井アナは2020年1月17日、インスタでこう報告した。フジテレビのあるお台場に帰って来るように、とのスタッフの願いが込められているらしい。
とはいえ、笠井アナは、そのピカピカのデザインに驚いたようで、「なんちゅうセンスでしょうね(笑)」とつぶやいていた。
笠井アナは、13日から2回目の抗がん剤24時間連続投与を受けており、5日目の17日に無事終わったことも同時に報告した。
「ほっとしました トンネルの抜けました 思わずVサインです」
この5日間は、笠井アナにとって、かなりつらい日々だったという。
「金太郎さんみたい」「皆さんの愛情ですね」
抗がん剤治療のため、結婚以来はじめて指輪を外したほか、15日には、「ダルいダルいダルいダルいダルいダルいダルいダルい」とインスタでその状況を伝えた。
昼ごはんも食べたくなかったといい、16日には、「しんどぉーーーーーーーーい」とぼやいた。ずっと寝ており、何もする気にならなかったともいう。ブログでは、貧血のため、風呂場で倒れたことも明かしていた。
投稿写真の顔もつらそうな様子だったが、17日にようやく2回目の投与を乗り切って、笑顔が満開になった。
インスタのコメント欄では、「笑顔が見れてよかったです」「頑張りましたね!」「またテレビで元気な姿を待ってます」と励ましの言葉が相次いだ。
一方、「台場」のTシャツについては、「金色でピッカピカ 金太郎さんみたいです」「皆さんの愛情ですね」などと書き込まれている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)