大相撲の世代交代、「ハッキリしたと言ってもいい」 やくみつる氏、「3日目で両横綱2敗の初場所」に見解

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「白鵬は『エルボー』不発、鶴竜は場所前から発熱...」とやく氏

   好角家で知られる漫画家・やくみつる氏は、J-CASTの取材に対し、

「角界の世代交代が叫ばれて久しいですが、今年は本当にそうなるかもしれませんね。ハッキリした、と言ってもいいでしょう」

と話した。特に白鵬へのコメントが辛辣だった。白鵬は昨今、相手力士を肘で「かち上げる」立ち合いが、報道でも物議を醸している。やく氏は、白鵬の「かち上げ」を、あえてプロレス技である「エルボー」という言葉を使い、

「エルボーが『横綱相撲ではない』といった批判もあったことから、負けた2番に関してはエルボーが外されている。それで、相手力士に圧力をかけられず、結果、あっさりと負けてしまっている」

   また鶴竜についても、

「場所前から、発熱などで体調がすぐれない...という報道がなされていましたよね。今場所の体つきを見ても、あまりハリを感じられない」

と、両横綱に対して苦言を呈した。

   また、高砂親方(元大関・朝潮)も2020年1月15日付の日刊スポーツで、

「新元号も2年に入った途端、新旧交代の大きな動きが始まった。両横綱が3日間で4個も金星を配給している。ここ2年で初優勝力士が5人。誰が優勝してもおかしくない」

と綴っている。

   これで上位陣の休場が続けば、令和初となる「初場所」は大荒れになる可能性も十分に考えられる。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

   【追記】白鵬は15日、都内の病院で腰の挫傷と右のかかとの傷口に細菌が入って炎症を起こす「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」のため、およそ2週間の治療が必要と診断され、日本相撲協会に届け出て休場することが決定

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