男性グランプリは元K-POPグループメンバー
女性の部では、厚地さん以外に熊本県在住の藤田樹里さん(16)、大阪府在住の花田珠梨さん(17)が最終審査に進出。5人いる審査員で多数決を取っても僅差で決着がつかず、
「会場の歓声が厚地さんの方が、ちょっと上だった。そういう『もうひとり観客がジャッジだったら』とすると厚地さんがひとつ、今回の空間をロックする勝負には勝てたのかな、ということで厚地さんに軍配があがった」(TAKAHIROさん)
という。
本田さんは17年3月からK-POPグループで活動したが、そのグループが19年1月に解散したという経緯がある。本田さんは、再デビューを待っていたK-POP時代のファンに感謝しながら、
「今回はグローバルオーディションなので、世界的に有名なアーティストになりたい。ダンスと歌はもちろん、得意なドラムなどの楽器もできる、何でもできるアーティストになりたい」
と意気込んだ。
厚地さんは、福岡市内の音楽専門の高等専修学校に通いながら、ダンススクールで子どもたちに指導もしている。TWICEのダヒョンさん(21)やテイラー・スウィフトさん(30)が目標で、
「今はあこがれだけど、いずれは誰よりも輝けるアーティストになりたい」
と笑顔を見せた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)