成人の日にあたる2020年1月13日、AKB48グループの新成人メンバーが「アキバの守護神」とも呼ばれる東京・外神田の神田明神で、あでやかな振り袖姿を披露した。
今回の新成人メンバーは1999年4月2日~2000年4月1日生まれの42人。AKB48グループの成人式では、その年の世代を「●●世代」と命名するのが慣例で、20年は「令和出発世代」。その思いをNGT48の本間日陽(ひなた)さんは「令和初の新成人ということで、新しい時代をこの世代が切り開いていけるように、自分たちが先頭を切っていけるように」などと話した。HKT48のメンバーからは、指原莉乃さん(27=19年卒業)から高価な成人祝いを贈られたことも明かされた。
NGT48本間日陽「ファンの方に心配や不安を与えてしまうことも多い1年」
AKB48グループにとっての2019年は、NGT48の山口真帆さん(24=19年卒業)の事案をめぐる対応で社会から厳しい目を向けられたり、グループの顔でもあった指原さんの卒業でパワーダウンを指摘されたりしただけに、改めてグループを盛り上げていこうとする決意表明の声もあがった。
NGT48のチームカラーである白と赤を基調にした振り袖に身を包んだ本間さんは、19年を「周りの方々に支えられた1年」だったと回顧。
「ファンの方に心配や不安を与えてしまうことも多い1年だったと思うが、その中で熱心に支えて下さるファンの皆様、スタッフの皆さん、メンバーの皆さんに、すごく私自身支えられた」
などと関係者への感謝を延べながら、20年に向けて決意表明した。
「いつも支えてくださる皆さんに感謝の気持ちを込めて、ひとつひとつ精一杯力を込めて活動していきたいし、もっともっと48グループを盛り上げていけるようにがんばっていきたい」
松岡はな「七五三じゃなくて成人式だったもんっ」
指原さんが所属していたHKT48の田島芽瑠(たしま・める)さんは、指原さんの卒業で「ファンの方から不安(の声)だったり、『大丈夫なのか?』といった声を沢山いただいた」とした上で、20年春に専用劇場が開設されることや、指原さんが新公演「いま、月は満ちる」を書き下ろすことを挙げながら、
「皆さんに、もっともっと良いご報告ができたら」
と意気込んだ。
HKT48の松岡はなさんは、
「年相応に見られなくて、まだ16歳なんじゃないか、というのをすごくファンの方に言われるので、今年はさっしーさんやこじはるさん(編注:小嶋陽菜さん=31、17年卒業)みたいな美しいきれいな女性になれたら」
と話すが、指原さんがツイートした文章は「めるからHKTメンバーの成人式写真、はなから七五三の写真が届いた」。松岡さんも「七五三じゃなくて成人式だったもんっ」と「応戦」していた。
田島さんは、指原さんから成人祝いとして小顔サロンでの施術をプレゼントされた。「自分では行けないような額」だといい、
「昨日福岡から着いて(都内のサロンに)向かって、ゴリゴリやってもらってきたので、今日かわいくいられるのは、さしこちゃんのおかげ」
と指原さんに感謝。田島さんと松岡さんは、指原さんと成人祝いに出かける予定で、田島さんは「おしゃれなシャンパン」で乾杯することを心待ちにしていた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)